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歌詞の調整 Finale 使い方

Finaleで打ち込んだ歌詞を調整する



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4つの三角マークの違い

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上の例では、1段目の歌詞のベースラインだけを下げて
2段目は変更しなくてよいケースです。
このケースでは、右から2つめの三角マークを使いました。

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一方で、例えば、左から2番目の三角マークを使うと
1段目と2段目の歌詞のベースライン、同時に変更されてしまいます。

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このように、歌詞の位置調整に使われる、この4つの三角マーク
ちょっと、わかりにくいので、説明しておきます。

  • 1_一番左端の三角
    ファイル内のすべての五線の歌詞の位置を調整します。
    例えば、ボーカルとコーラスと2段の楽譜があるときに
    両方の段の歌詞の位置(ベースライン)を曲全体に渡って同時に変更するときに使います。
  • 2_左から2つ目の三角
    選んだパート内全体の歌詞の位置を調整します。
    例えば、ボーカルとコーラスの2段の楽譜があるときに
    ボーカル・パートだけの歌詞の位置(ベースライン)を曲全体に渡って変更するときに使います。
  • 3_左から3つ目(右から2つ目)の三角
    選ばれた段にある歌詞の位置を調整します。
    例えば、ボーカルとコーラスの2段の楽譜があるときに
    ボーカル・パートの、特定の段(例えば、2段目)だけの歌詞の位置(ベースライン)を同時に変更するときに使います。
    歌詞の調整に必要な、ほとんどが、このパターンです。
  • 4_左から4つ目(一番右側)の三角
    歌詞を入力する前に、あらかじめ位置を決めておくときに使います。

音引き線(メリスマ)をオフにする

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前回の繰り返しになりますが、
日本語の歌詞では、欧文で使ったメリスマの音引き線は使いません。
日本語では日本語の音引き「ー」を使います。

このメリスマ、歌詞が割り当たらない音符のところに、自動的に表示されます
日本語の歌詞だけの曲では
不注意でメリスマが表示されないように、あらかじめ
自動音引き線(メリスマ)の設定自体を「オフ」にしておくとよいです。

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歌詞メニュー→「歌詞オプション」を選択します。

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ファイル別オプションの「歌詞」カテゴリー、右下の「音引き線の設定」をクリック。

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「自動音引き線を使用」のチェックを外します。
これで、作成中のファイル内では、一切、音引き線が表示されることがありません。